中小企業診断士の独立の難易度について
中小企業診断士としての独立を考えている方に向けて、4つのよくある独立パターンとその難易度について解説します。
中小企業診断士の資格に興味がある方、既に資格を取得しているけれど独立に踏み切れない方、または先行きが不安な方はぜひご覧ください。
目次
1. 公的機関の仕事をメインにする独立
まず最初の独立パターンは、公的機関の仕事をメインにする方法です。例えば、よろず支援拠点や商工会議所、公益財団法人の窓口業務など、さまざまな公的機関での経営相談業務を行うパターンです。この方法で独立する人は、退職後にスタートする方が多い印象があります。
難易度: ★☆☆☆☆
この方法は難易度が最も低いですが、これまでのキャリアが採用に影響します。また、稼げる金額は1日2万円から4万円程度と高くはありません。一年契約で、契約が更新されないリスクもあるため、安定性には注意が必要です。
2. 補助金の支援での独立
次に紹介するのは、補助金支援をメインにした独立です。特に事業再構築補助金のバブルに乗って、独立を成功させた中小企業診断士が多く見られました。
難易度: ★★☆☆☆
補助金バブルの影響で、独立が比較的容易になりましたが、下請けの立場で事業計画を作成することが多く、収入が増えにくいという現実もありました。今後は補助金関連の仕事が減少していく見込みが高いため、他のスキルやビジネスモデルを早めに構築することが求められます。
3. 事業再生・経営改善での独立
三つ目の独立パターンは、事業再生や経営改善を行う方法です。補助金を活用し、経営改善計画を作成するなどの業務内容が中心となります。金融機関とのコネクションを築くことで、安定した仕事を得ることが可能です。
難易度: ★★★★☆
このパターンは、すでに多くの診断士がポジションを確立しており、参入が難しい地域も存在します。特に銀行出身の方には適している分野ですが、新規参入者にとっては高い壁があると言えるでしょう。
4. 民間コンサルティングでの独立
最後に紹介するのは、民間コンサルティングでの独立です。このパターンでは、特定の業種に特化したコンサルティングや、戦略・人事・会計・マーケティングなどの切り口で幅広い業種に対応する方法があります。
難易度: ★★★★★
民間コンサルティングは最も難易度が高いですが、成功すれば最も高い報酬を得ることができます。経営者が知識不足な領域、支援者と事業者の間に大きな知識差がある領域、誰に依頼すべきかが分かりにくい領域など、ニーズが非常に高い分野での支援が重要です。
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最後に
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