中小企業診断士が独立を失敗しないために気を付けること
中小企業診断士が独立で失敗しないために気をつけることをお伝えします。
中小企業診断士の資格は独占業務がありません。
そのため戦略の立て方を間違えると、稼げなくなり生活が厳しくなることがあります。
失敗しないための戦略について考えていきましょう。
目次
コンサルティング経験なしの場合
コンサルティングの経験(お金をいただいて行うコンサルティング)がない場合、いきなり独立するのは大きなリスクです。
知識がある状態と、現場で使えるノウハウを持っている、という状態は大きく異なります。
今は検索をすることで知りたいことが出てきてしまいますので、知っている知識を教えるだけでは高単価のコンサルティング契約を結ぶことはできません。
教科書に載っている10年前の経営戦略の話だけではなく、経営の知識や成功パターンをもとに個別の会社にどのように当てはめて戦略を考えるか検討できるようにしましょう。
生活できる状態を確保
まずは生活に必要な資金を安定的に稼げるようにしましょう。
中小企業の収入には、民間企業からの収入と、公的機関からの収入の2種類があります。
両方で収益確保することが望ましいですが、コンサル未経験の方は公的機関のお仕事から始めていきましょう。
一部ではありますが、公的機関の一覧を記載していきます。
■よろず支援拠点
■公益財団法人
■県
■市町村
■商工会議所
■商工会
それぞれの期間で経営相談窓口や専門家派遣などの仕事の仕方がありますので、興味がある人は通える地域で探してみましょう。
さらに収益を増やす方法
公的機関だけでも月30万円以上稼ぐことが可能ですが、それ以上に稼ぎたい人は補助金の仕事をしましょう。
中小企業診断士で独立している人のほとんどの収益源は補助金です。
事業再構築補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金など、主に中小企業が補助金を申請する際の事業計画書の作成を支援するお仕事です。
単発での案件となりますので、安定して仕事を受注することができません。
安定収入を得るために公的機関の仕事を行い、加えて補助金の仕事を獲得する方針であれば、1000万円稼ぐをのは難しくありません。
補助金のリスク
2021年、2022年は新型コロナウイルスの影響から、事業再構築補助金などの補助金の予算が多く組まれておりました。
今後は、事業再構築補助金も終了する予定ですし、補助金の氷河期がくるかもしれません。
実際に補助金が少ない時期がありました。
国の方針に影響を受ける仕事となりますので、リスク分散として他の強みを身につけていきましょう。
失敗しないためのおすすめの働き方
失敗しない働き方を、創業期から成熟期に分けて解説していきます。
創業期
創業期は、公的機関の仕事を中心に行い中小企業診断士の課題解決の実績を作りましょう。
まずは、安定した収入を得ることが先決です。
成長期
成長期では、公的機関の仕事は辞めて、民間のコンサルティング契約と補助金の仕事を行います。
成長期では3000万円の年収を目指します。
そのため、高単価のコンサルティングができるように専門性を磨きましょう。
成熟期
成熟期では、民間のコンサルティング契約と自社独自のサービスを展開しましょう。
ここでは、属人性が強いコンサルティングビジネスから、効率化を目指した新サービスを展開していきましょう。
収益については、青天井になりますので実現したい売上や収益を定めて取り組んでいきます。
コンサルティング未経験の人
コンサルティング未経験で、具体的なノウハウがない人におすすめな分野は、『中小企業からのニーズが強い』『高単価になりやすい』コンサルティング領域です。
具体的には『Webを活用した集客のコンサルティング』がおすすめです。
売上を増やしたい!というのは、企業にとって永遠のテーマです。
そこに具体的な手段とノウハウを持って課題解決をするコンサルタントを目指しましょう。
自社の集客と、お客様の集客が一緒にできますのでリスクが最も少なく、稼ぎやすいテーマだと思っています。
Webマーケティングを学びたい人へ
Webマーケティングを学ぶ方法は、書籍やネットなどがありますが、大抵の情報は高単価にできるほどの情報ではありません。
Webマーケティングで中小企業診断士が稼ぐ方法を学びましょう。
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あなたが活躍する未来を祈っています!!