中小企業診断士の2次試験対策〜事例Ⅳの対策、これはやったほうがいい〜
独立中小企業診断士の平井東です。
本日は、中小企業診断士の2次試験対策のお話しをしていきます。
事例Ⅳで合格点をとるために必要な参考書を説明します。
中小企業診断士の一次試験合格者と、一次試験で科目合格をした方で早めに2次試験の勉強を進めておきたい方むけの動画となっています。
私自身も、一次試験の科目合格の段階でよく年の2次試験対策の勉強をはじめていまして、そのおかげで2次試験を一度で合格することができました。
さらに言うと、事例4の勉強をしたおかげで一次試験の財務会計の理解が一気に深まりました。
ぜひ参考にしていただけると幸いです。
YouTubeので同様の内容を配信していますので、ぜひご確認ください。
目次
中小企業診断士の2次試験必須の問題集
さっそく、中小企業診断士の2次試験対策、事例4に必須の問題集についてお話ししていきます。
勉強した教材3つ
私が合格のために行っていた参考資料は、3つです。
過去問題と、30日完成・事例4合格点突破計算問題集と、事例4の全知識・全ノウハウです。
この3つは、時間の許すかぎり解いていました。
これをしっかり勉強するだけで、事例4の勉強は十分だと思います。
具体的な活用方法
次に具体的な活用方法をお話しします。
1日のスケージュールでお話しします。
朝に事例を一年分解きます。
初見の問題は厳しいですが、2回目以降は90分ではなく、70分で終わるくらいのスピードで解けるように練習します。
お昼休憩で、朝間違えた問題を一度解いていました。
この間違えた問題を時間を少し置いて、やり直すのはすごく覚えやすいので試してみてください。
夜に他の勉強をしつつ、勉強の締めに事例4の30日完成の問題集か、全知識・全ノウハウを解くということを行っていました。
過去問に全く手がつかない場合
過去問に手が付かない場合は、
最も点数がとりやすく・かつ絶対に落とせない、最初の経営分析の部分だけを、入念に解くことをおすすめします。
過去問の経営分析の部分だけ解くのもいいですし、
事例4の30日完成の問題集や、全知識全ノウハウの経営分析の部分だけを練習する。
という方法で取り掛かるのもいいかもしれません。
診断士の2次試験も問題集を勉強するときに気をつけるべきこと
勉強する際に気を付けるべきことについてお話しします。
一つ目の気をつけるべきこと
気をつけるべきことの1つめは、
基本的に、問題ごとに時間を決めて回答することをおすすめします。
過去問題集を解く際には、時間を設定してい解いてください。
本番は、時間がない中で、初見の問題を解くことになります。
さらには、これまで一生懸命勉強してきた成果をだすために、緊張やプレッシャーがある中での試験になりますので、できるだけ、本番に近い状況で勉強するというのが大事になります。
二つ目の気をつけるべきこと
気をつけるべきことの2つめは、
計算ミスをするもんだと思って検算を行う手法を身につけるということです。
短い時間で回答が正しいのか確認する方法を自分で持つことが重要です。
本番中時間がない中で、簡単な計算ミスで落ちてしまうことって普通にあります。
これから受けるみなさんには、しっかりと自分の力を発揮していただいて、合格してほしいので気をつけてください。
忘れられない悪夢
私の実体験をお話しすると、忘れもしない。
というか忘れられない光景がありまして、中小企業診断士の2次試験の事例4の最中、それも試験時間のかなり後半で事件は起こりました。
となりの席の人が、突然ガタガタ机を揺らすくらいの力で、消しゴムで回答を消していました。
もちろんみてはいないので、音だけの情報でした。
一気に緊張感が走って、ワンピースの漫画で言ったら、その時間だけは、覇気がだだもれの状態でした。
試験が終わりまして、一生懸命書いているようでしたが、潔く書くのをやめて、上を見上げていました。
回答の回収が終わり、ふと横を見ると、となりの方は、泣き崩れていました。
気持ちがすごくわかるので、私も事例2の回答が同じ感じで、後半でミスが見つかり、直している最中で試験終了だったので、痛いほど気持ちがわかりました。
年に一回しかない試験なので、泣き崩れる気持ちもすごくわかりました。
もしかしたらその人は、2次試験二回目の受験で来年は一次試験から受験しないといけないという状況だったのかもしれません。
このような思いをしてほしくないので、ぜひ、素早くできる検算の方法を身につけるのと、間違いやすい計算の箇所は、目星をつけて置けるようにしてください。
教材のおすすめ
今回お話しした、問題集と過去問は本当に優秀な教材ですので、ぜひ活用してみてください。
みなさん気になっているかもしれません。
予備校はどうしようか・・・・というところにも簡単に触れてます。
予備校についてのお話しも他の動画(記事)で発信していく予定です。
私は、複数の受験予備校の通信講座で勉強していましたし、模試は複数の予備校で受けているので、予備校ごとの特徴もある程度わかっていると思っています。
独学か、予備校かの話でいくと、正直予備校の教材を使ったほうがいい。
と私は思っています。
記述試験で答えがない試験なので、いっても意味ないんじゃいか?ということも頭によぎりましたが、行ってよかったと思っています。
事例4に関して言うと、これまでお話しした内容の教材でも合格点は取れると思いますがもう少し磨きをかけて、合格点をとるための確率をあげるためには、受験予備校のノウハウは必要です。
とくに勉強になったのは、どこの予備校とは言えないんですが、直前の事例4の演習の合宿のようなものがあったのですが、それはとてもとても理解が深まり勉強になりました。
ぜひお時間がある人は検討してみてください。
本日の内容は以上となります。
試験合格まで、大変かと思いますが、ぜひ諦めず最後まで頑張ってください。