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中小企業診断士の2次試験でマーカー(4色ボールペン)を使うおすすめの方法

中小企業診断士のマーカー

中小企業診断士の平井です。

本日は、中小企業診断士の2次試験の本文の色分けや、整理の方法についてお話ししていきます。

何色もマーカーを使う人や、色わけしたボールペンを使う人、色は全く分けない人、などいろんな人がいます。

いろんな考え方があると思うので、これから話すことが正解だとは私自身も思っていませんが、2次試験の模擬試験で上位1%、2次試験は一度で合格した私の実際に行っていた方法についてお話ししていきます。

私自身、安定して、2次試験の回答を作成することができるようになったのが、このマーカーを活用した、事例の整理のおかげでした。

試験本番の少し前まで、やり方を工夫し、試行錯誤を重ねて辿り着いた方法です。

いくつか試してみた、方法のメリットデメリットも紹介していきます。

2次試験合格したい人は、ぜひ最後までご視聴してください。

それでは本題に入っていきましょう!

YouTubeでも同様の内容を配信しています。ぜひご視聴ください!

色々試した感想

まずは、四色のマーカーを使った場合の話ですがここでは、SWOTで強み・弱み・機会・脅威でそれぞれ色分けをするという前提で話していきます。

色分けのメリット

四色のマーカーを活用する場合のメリットは、一目でわかりやすいのと、見た目が綺麗という点です。

それに勉強しているなっていう感じがします。

試験対策始めたての人が、時間をかけて、事例の特徴を整理するために使う。

という方法ではとても役に立つと思います。

このマーカーの作業をできるようになると、事例の理解も深まりますので、勉強するために使う。という方法をおすすめします。

色分けのデメリット

デメリットは、持ち替えに時間がかかることです。

それと、色分けすることが目的になりやすく、本来、設問の内容を頭に入れた上で、本文を追わないといけないのに、設問そっちのけで色分けしてしまうことがありました。

間違えると、ちょっとめんどくさいことになるのも、デメリットかもしれませんね。

明確に分けられない文章や、一塊の中に、要素がいくつか入っていることもありますので、分け方にも迷います。

この分け方に迷っている。という時間はとてももったいないので、あまりおすすめしません。

これはあくまで私の話ですが、2次試験は頭をずっとフル回転して、回答を作っていくので、頭を使っていない時間が発生するのが、私にとっては点数に結びつきにくかったです。

色を振り分けると、きっと強みはここに書いてあるだろうと、強みの色の部分から探そうとしますが、マーカーミスで取り出したい強みが見つからないということもあります。

実際にこの方法で合格している方もたくさんいますので、気になる人は試してみてください。

四色で色分ける、という方法は、試験勉強でとくにうまく解けなかった事例については、復讐の意味で色分けして、整理をしていました。

ただ、問題を解いて終わりではなく、2次試験は何回解いても味わい深い噛んでも噛んでも味がするガムのような試験です。

色分けなど、できる限りの工夫を行なって、勉強をしていきましょう。

ただ、試験を短い時間で解答するということに関しては、時間がかかりすぎて、わたしは断念しました。

マーカーを全く使わず、頭で考える時間を大事にして回答を作成する

色を使わない方法についてお話しします。

これは、一番最初に受講していた先生が、色もそうだけど、線をひかないほうがいいという方針だったので、それにしたがって勉強した場合の話です。

マーカーを使わないメリット

メリットは、とにかく頭を使ってずっと考えられる点です。ほかは・・・そうですね。あまりなかったですね。

なにも印をせずに、解けるレベルになるほど、この方法を試さなかったというのもあります。

思いつくものは試してみる!という性格なので、調べていると、どうやら他の方法がある。

ということで、すぐにやめて他の方法にしてしまいました。

マーカーを使わないデメリット

デメリットは、事例の会社の整理ができなかったことです。

同じ事例に取り組んでも、毎回解答が異なってしまい、点数にばらつきがありました。

安定して、合格点をとるのは難しいと感じました。

これは、私の頭がよくないから、かもしれませんね。

この方法で合格している方がいるかもしれませんが、受験日の休憩時間に周りを見ると、複数の色分けをしている人がたくさんいましたので、会う人が少ない方法なのかもしれません。わかりませんが。

試験当日の景色を振り返ったら、なんか意味もなく緊張してきましたね。

いやー、いいですよね。あの緊張感。一年に一度、今年で終わらせる。というあの緊張感。最高ですね。

私が最終的に採用した色分けの方法

赤と青の二色のボールペンを活用して、強みと機会の事例の会社にとってプラスな内容は赤を活用して、弱みと脅威のマイナスの内容を青で線を引きます。文字のしたに波線を書く方法です。

それだけだと強みと機会が混ざってしまうので、線の引き始めの部分に、強みは『S』を書き、機会は『O』を記載します。

弱みと脅威も同じで、線の引きはじめに、弱みは『W』脅威は『T』を記載します。

ハイブリットのメリット

メリットは、二色ボールペンなので、ペンの持ち替えをしなくても大丈夫ですので、無駄な時間があまりありません。

しっかりと頭で考えながら、脳みそをフル回転させながら、最低限分けたい内容をボールペンで線引きできるという点です。

強みを抽出したい時は、本文から赤の波線のSの文字を探せば済むので、すぐに見つけることができます。

ハイブリットのデメリット

デメリットは思いつきません。

頭を使って考えられるし、要素ごとに印もつけられて整理しやすいし、ハイブリットですごくよかったです。

正直いって、このやり方にしてから、点数がめちゃくちゃ上がりました。

そして、安定して点数が取れるようになりました。

声を大にしていいたいです。めっっっちゃいいです。一度試してみてください。

中小企業診断士の資格試験は、どんな状況でも、どんな問題でも6割取る。

という安定して、点数をとれる状況にすることが大事です。

年度ごとに難しい事例がでてきたり、簡単になったりするので、6割取れる手順を自分の中でしっかりと整理して、当日に取り組めば、きっと上位に組み込み、合格することができるでしょう。

そもそも中小企業診断士の7科目もある、一次試験に合格している人がライバルになるのでレベルが高く、どれかひとつ大きく取りこぼすと、一気に合格が難しくなります。

ですので、このハイブリット方式、と勝手に名付けましたが、ハイブリット方式のご活用をおすすめします。

中小企業診断士2次試験の色分けのまとめ

正直、どの方法が合うのかは、人それぞれです。

受験校や先生によって、教えてくれる方法は異なります。

どの方法が合うのかは、わかりません。

早い段階でいくつか試してみることをお勧めします。

私自身いろんな方法を試して、良し悪しの基準としてもっていたのは、高得点を取る。ということよりも、解答のばらつきが少ない方法を探していました。

60点がとれればいい試験なので、一番怖いのは、点数がばらついてしまうことです。運に任せてしまうことです。

ある程度解き方を標準化することで、ばらつきをなくして、安定して点数が取れる方法を探していました。

試験1ヶ月前にやっと解答の方法を固めました。

本当はもっと早い段階で固定したほうがいいと思います。

みなさんも、自分に合う解き方が必ずあると思いますので、点数が伸び悩む方や、点数にばらつきがある方は、試行錯誤を続けてください。

そして、ぜひ、中小企業診断士に合格できるように頑張ってください!

応援しています!


著者

平井 東 プロフィール詳細を見る

保有資格:中小企業診断士(国内唯一の経営コンサルティングの国家資格)
(株)SBMコンサルティング 代表取締役
SBMCの起業塾 代表

経営コンサルティング会社・デジタルマーケティング会社等を経て(株)SBMコンサルティングを設立。WEBを活用して中小企業の売上拡大を支援している。
マーケティング戦略の立案から、SEO・MEO・リスティング広告・ホームページ制作などの施策を一気通貫で行うことで成果を出している。
独立中小企業診断士として、中小企業のサポートに日々奮闘している。