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独占業務が無い中小企業診断士は取る必要ない

中小企業診断士独占業務なし

中小企業診断士は独占業務がないので取る必要がありません!という声をよく聞きますので、抽象異形診断士を取得して独立をしている現場の中小企業診断士としてお答えしていきたいと思います。【結論】「独占業務が無い中小企業診断士は取る必要は職務経歴によって変わる」です。

平井あずま

診断士資格を取得しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

経営コンサルタントはそもそも資格がいらない

経営コンサルティングの国家資格と言われている中小企業診断士ですが、実務の話をすると経営コンサルタントとして活動するために資格が必要・・・というわけではありません。そのため中小企業診断士の資格を取得しなくても経営コンサルティングの仕事をすることができます。

中小企業診断士の不要論

  • 独占業務がないので独立できない資格
  • コンサルって資格無くてもいいのにわざわざ診断士の資格取る必要ある?
  • 中小企業診断士って独占業務がないから稼ぎにくい

このような質問や意見をたくさんいただきます。一つずつ回答していきたいと思います。

①独占業務がないので独立できない資格

「中小企業診断士は独占業務がないので、独立しにくい資格」とよく言われます。これに関しての私の意見は「そんなことはない」ということです。

確かに独占業務はありません。ただし実態としては、中小企業診断士の資格がないとほぼできない仕事が存在します。そして収入を1,000万円2,000万円3,000万円といった高みを目指さなければ、独立してもそれなりに安定して仕事をいただくことができます。

公的機関と連携して中小企業の支援をする場合、中小企業診断士の資格の有無が大きく影響します。具体的にはどんな仕事があるかご紹介します。公的機関が設置している経営相談の窓口や創業支援施設のコンサルタントは、中小企業診断士を持っている方がほとんです(持っていないと難しい場合が多いです)。

②コンサルって資格無くてもいいのに診断士の資格取る必要ある?

こちらへの回答としては「民間のコンサル100%でするなら資格は不要」です。

ただ、経営コンサルティング会社での実績がある方が前提です。経営コンサルティングの実務未経験者はいきなり民間企業と契約をしてコンサルティングするのは難しいです。そのため、実務未経験の方は中小企業診断士の資格を取得した方が良いと思います。

例えば銀行出身者で経営コンサルの仕事がしたいと思った場合、未経験だと支援が難しいので診断士を取得して経営コンサルティング業界に参入しましょう。当たり前の話ですが、無資格・未経験では民間企業へのコンサルティングするのは難しいです。そんなに甘い世界ではありません。

そのため中小企業診断士の資格の取得をした方が良い人は、経営コンサル会社での経験の有無によって変わると思います。

③中小企業診断士は独占業務がないから稼ぎにくい

独占業務の有無と稼ぎやすさは、確かに関係あるかもしれません。僕も一回経営コンサルティングの業務未経験で診断士取得後すぐに独立準備をしましたが、契約全然取れませんでした。当時は本当に悔しかったです。

ただし、経営コンサルテイング実務未経験の中小企業診断士でも独立をして稼ぐ方法はあります。今回は特別にご紹介します。

診断士を取得するとリスク分散できる

中小企業診断士の資格を取得すると「民間のコンサルティング」「公的機関の仕事」を行うことができます。これは、とても大きなリスク分散になるかと思います。独立当初はよろず支援拠点のコーディネーターや、各県にある公益財団法人の産業支援機構・振興公社にある経営相談窓口業務をすることで安定収入を得ることができます。

民間コンサルと公的機関とのお付き合いで賢く稼ぐ方法は下記の記事にてご紹介しています。気になる方は画像をクリックしてご確認ください。↓↓↓

独占業務がない資格で稼ぐ方法

中小企業診断士のような独占業務がない国家資格でも稼ぐ方法はあります。悪く言えば「独占業務がないので稼ぎにくい」という話になりますが、良く言えば「仕事に縛りがない」という見方ができるかもしれません。

この時点で「いやいや、独占業務あった方が良いだろ」と思うマインドの人は、診断士に合っていないので他の資格を受けてみてください。その一方で「確かに、自分がやりたい仕事ができる」「自分の経歴を活かしてコンサルティングしたい」と考えられる人は中小企業診断士がに向いています。

私が思う中小企業診断士の仕事の定義は「中小企業が抱えている課題を解決すること」だと思っています。つまり、中小企業診断士は「課題解決職人」だということです。

中小企業の経営課題は多岐に渡っており、人の問題・お金の問題・集客の問題・システムの問題、などあります。

どこを選んでもOK!というのが、診断士の楽しいところです。そして金額も相場がないので、ニーズが熱くて事業へのインパクトがでかいところで課題解決できればしっかり稼ぐことができます。

まとめ【結論】

  • 独占業務がないので独立できない資格
  • コンサルって資格無くてもいいのにわざわざ診断士の資格取る必要ある?
  • 中小企業診断士って独占業務がないから稼ぎにくい

こちらについて、現場で活動している私の個人的な意見は「経営コンサルティングファームで大活躍して、独立された実績豊富な経営コンサルタントなら不要」です。

しかし「コンサル未経験で、今までの強みや新しい武器と組み合わせて経営コンサルティングの仕事がしたい!という方」にはとてもおすすめです。

もし武器が無くて今後どの領域で独立しようか迷っている方におすすめなのは「Webマーケティング」です。

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著者

平井 東 プロフィール詳細を見る

保有資格:中小企業診断士(国内唯一の経営コンサルティングの国家資格)
(株)SBMコンサルティング 代表取締役
SBMCの起業塾 代表

経営コンサルティング会社・デジタルマーケティング会社等を経て(株)SBMコンサルティングを設立。WEBを活用して中小企業の売上拡大を支援している。
マーケティング戦略の立案から、SEO・MEO・リスティング広告・ホームページ制作などの施策を一気通貫で行うことで成果を出している。
独立中小企業診断士として、中小企業のサポートに日々奮闘している。