中小企業診断士の試験不合格になる人の特徴7選
中小企業診断士の平井です。
本日は、中小企業診断士の資格試験に不合格になる人の特徴7選についてお話ししていきます。
中小企業診断士は、広範囲の試験で、1次試験7科目、2次試験の筆記が4事例と最後に口述試験があります。
広範囲の資格だからこそ、ただ頭がいい。とかではなく、勉強の仕方を知っている、ということが大事になってくるかと思います。
今回は、不合格になってしまう人の特徴7個を1つずつお話ししていきます。
中小企業診断士試験の勉強をされている方、これから始めようと思っている方は、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
それでは本題に入っていきます。
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目次
1つ目の特徴は、そもそも勉強時間を確保できない
あたりまえじゃん!と思うことですが、これはとても大事なことです。
中小企業診断士試験は、一定の勉強時間が必要とされています。インターネット上では、1000時間ほど必要といわれていますよね。
これも、目安ではありますが、経営学に全く触れたことがない人と、経営学の勉強をかなりしてきた人で前提条件が全く違います。
たまにすごく短い勉強時間で合格されている人もいますが、間違いなく、そちらのほうが特別で、普通は、もっと時間がかかりますので、「おれめっちゃ頭いいから、勉強しなくても受かる」という根拠のない自信は捨てましょう。
あ、ちなみに、経営においては、根拠のない自信からイノベーションが生まれると思っている部分もあるので、この試験においての話です。
なので、合格したいなら、なんとかして、勉強時間を確保してください。家族の説得・職場の説得など、まわりに理解していただかないと、複数年しっかり勉強することは難しいかと思います。
周りへの説得から始まる試験でもあるかもしれませんね。
2つ目の特徴は、よくない意味で、諦めが悪い
どういうことか説明すると、完璧を求めすぎて、わからない問題から次に進めない人のことです。
たしかに、最初の頃なんて、わからないことだらけで、心が折れる音が「ぽきぽき」きこえてきますし、わからないまま、次の問題に取り組むとか、「本当にこれでいいのか?」不安になります。
「ずっと暗闇をあるいている感じですね、本当に」
しかし、わからない問題に固執しすぎて、本来勉強すれば、点数が取れる問題の範囲を疎かにしていしまいます。
7科目の平均が60点とれれば合格できる試験です。
逆を言えば40点の4割わからなくてもいい試験です。
半分の問題はある程度自信持って答えられて、残り10点は、最後の2択まで絞り込んで選択した問題で、10点とれればOKです。
こういうふうに考えるとすこーしだけ気が楽になりませんか?
ある程度の諦めが大事だったりします。私自身は一次試験に不合格になった年は、この諦めの悪さが、原因だったと思います。
短期間で何周もして、何回も上塗りして、知識を定着させることがとっても大事です。
なので、勉強始めたての方は、不安だと思いますが、何周かするまでは、よくわからない。という状態でも諦めず、頑張ってみてください!
3つ目の特徴は、勉強を習慣にできていない
これは、とても大事です。「努力」の話をしますね。人間は、「努力している」と自覚していることは、長く続かない。と持論ですが、私は思っています。
それでは、どうすればいいのか、「習慣」にすることです。
食事をするように、職場にいくように、生活の一部として、習慣にしちゃえばいいんです。
なにも考えずに、気づけば机に座って勉強している。という形にします。
あと、もう1つ机に向かう習慣をつける良い方法としては、キリのいいところ勉強をやめないということです。
計算問題の途中で食事に行けば、きになって、食事が終わったらすぐに勉強を再開するといった、ずっと気持ち悪い状態でいることが大事です。
なので、私は基本的に、あえて区切りが悪い状態にして、勉強をとめるようにしていました。
ずっと勉強から逃げられない習慣を作りましょう。
最初のうちは、すぐすぐ習慣にするのは難しいと思います。
そのため勉強するために図書館を利用したり、勉強だけしかしない環境に身を置くこともおすすめです。
土日は、朝開館と同時に絶対に勉強する。と決めて、必ずいく。それだけです。きっと誰にでもできます。
4つめの特徴は、過去問に手をつけるのが遅い
資格試験の鉄板は、過去問の勉強です。過去問が最強の教材です。
もちろんテキストと問題集も大事ですが、過去問を無視して合格はめちゃくちゃ難しいです。
どのタイミングで、過去問の勉強を開始するのか、迷うと思いますが、なるべく早くから、勉強を開始することをおすすめします。
過去問をギリギリまでしない、という選択をするくらいなら、過去問から勉強開始した方が合格できると思います。
とにかく、過去問題集は、大事になってくるので、これでもかってくらい解きましょう。
5つ目の特徴は、問題を本質的に理解していない
問題集や過去問を何回も解きましょう!とは言いましたが、時すぎると、この問題は、アが正解だと、考えなくても答えがわかってしまうという領域にきます。
これは要注意です。脳みそをほとんど使っていないですからね。
どうしたらいいのかの解決方法は、暗記カードを活用することです。
空欄の穴埋めにしてみたり、いつもは、問題のなかの間違いの選択肢になる問題でも、一問一答の暗記カードで空欄に穴埋めにしたり、合っているパターンに書き変えてみたりすることで、より理解を深めることができます。
また、過去問や問題集だと、音楽の再生リストのように次の曲がわかっちゃうように、次の問題がわかっちゃうんですよね。
これを防ぐこともできます。毎回順番もわからなず、新鮮な形でこたえることもできます。
隙間時間で間違えてしまう問題を何回も解くことができるので、本当におすすめです。
このように、自分なりの方法で、覚えていくと、問題の形が変わっても、柔軟に対応できる、本質的な理解がすすのだと思います。
6つ目の特徴は、複数年計画で緩く勉強してしまう
これは、複数年計画で勉強することを批判するわけではありません。
もちろん計画通りに合格している方もいるでしょう。しかし、年度ごとの難易度が科目ごとにばらつきます。
7科目平均すると良い具体に毎年変わらずだと思いますが、受験科目がすくなくなると、単体の科目の難化というリスクもあるので、あまりおすすめしません。
驚くほど点数が取れることもある科目もでてきますので、なるべくは7科目受けちゃいましょう。
また、緩く勉強してしまうという点ですが、1年で本気で受かろうと勉強して、結果的に2年か3年かかった。という試験です。
はなから3年計画!という意気込みだと、本気で受験してくる人の波にのまれて不合格になってしまいます。
2次試験は相対評価に近い評価となりますので、ゆるい気持ちだと難しくなると思います。
最後の特徴は、勉強の計画をたてて、実行できない
みなさん、経営コンサルタントになりたいんですよね?そもそも経営コンサルタントってすごく難しく、大変な仕事です。
私もコンサルティング会社の勤務経験がありますが、めっちゃ大変です。
求められるものも大きいです。
そんな経営コンサルタントを目指し、勉強するみなさん自信が、自分の勉強の計画を実行の管理ができない。
となると、そもそもコンサルタントに向いていませんね。となってしまします。
自分ができないことを、他人に仕事で強要する。
という、嘘つきコンサルタントにならないために、しっかりと計画と実施をおこない、さらに、毎日PDCAを行ってください。
私自信は、手帳に、一年間の勉強スケジュールと、どの時期でどれほどの知識を身につけるか計画を立てました。
そしてそこから、月毎に落とし込み、直近の月は、1日ごとに計画を立てました。そして、計画を必ず上回る勉強を行いました。
計画は、良い方向に崩し「なんぼ」です。
そして、1日ごとに振り返りを行い、明日からどうしようか計画を立てていました。
この計画と実行がとても大事になってきます。コンサルタントとしての基本的な能力としても大事になってくると思っています。
ぜひ計画を上振れする実行を行なっていきましょう!!