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中小企業診断士の実務補習よりも実務従事がおすすめな理由

コンサルタントの素晴らしさ
平井あずま

資格取得を最短で「仕事」に変えるための現実的な選択は…

中小企業診断士に合格したあと、多くの方が最初に悩むのが「実務補習に行くべきか、それとも実務従事にするべきか」という問題です。
制度上はどちらを選んでも登録要件は満たせますが、将来のキャリアや独立を見据えると、選択の意味は大きく変わります。
本記事では、実務補習と実務従事の違いを整理したうえで、なぜ今の時代は「実務従事」がおすすめなのか、そしてその中でもSBM実務従事がなぜ有利なのかを解説します。

実務補習とは何か

実務補習は、協会が用意したカリキュラムに沿って行われる集合型の実務経験です。
診断報告書の作成や経営分析の流れを体系的に学べる点がメリットです。
一方で、日程が固定されており、数週間単位で時間を拘束されます。
また、費用負担も比較的大きく、実務経験がその後の仕事に直結しにくいケースも少なくありません。
学びとしては有意義ですが、ビジネス的な視点では課題も残ります。

実務従事とは何か

実務従事は、実在する企業に対して実務支援を行い、その実績でポイントを取得する方法です。
実際の経営課題に向き合うため、より現場に近い経験が積めます。
企業との関係性が構築できれば、その後の顧問契約や追加案件につながる可能性もあります。
時間の使い方に柔軟性があり、仕事や家庭と両立しやすい点も大きな特徴です。

実務補習のデメリットが目立つ理由

実務補習は「勉強としての実務」になりやすい点が最大の弱点です。
あくまで演習に近く、報告書を書いて終わるケースがほとんどです。
民間コンサルとして必要な
「どうやって案件を取るか」
「どうやって報酬をもらうか」
といった視点が身につきにくいのが実情です。
独立を目指す方にとっては、遠回りになる可能性があります。

実務従事が将来につながりやすい理由

実務従事では、実際にお金が動く現場に関わります。
経営者との打ち合わせ、課題整理、提案、実行支援までを経験できるため、そのまま「仕事としてのコンサルティング」に直結します。
特に民間案件を見据える場合、実務従事で得た経験はそのまま実績として活用できます。
資格取得後すぐに「稼ぐ力」を伸ばしたい方には最適です。

実務従事でも差が出るという現実

一口に実務従事と言っても、内容には大きな差があります。
単なる形式的な支援では、スキルも実績も積み上がりません。
重要なのは
「どんな分野の支援か」
「再現性のあるノウハウが学べるか」
「民間コンサルに転用できるか」
この視点で実務従事を選ぶことです。

SBM実務従事が他と違う理由

SBM実務従事の最大の特徴は、「民間コンサルとして稼ぐ力」を前提に設計されている点です。
Webマーケティングを軸に、集客・売上・採用といった中小企業が今すぐお金を払ってでも解決したいテーマに取り組みます。
単なる診断ではなく、成果につながる支援を経験できるため、そのまま自分の商品設計や営業に活かすことが可能です。

実務従事と同時に武器が手に入る

SBM実務従事では「中小企業診断士×Webマーケティング×AI」という強力な武器を同時に身につけられます。
これは実務ポイント取得のためだけの活動ではありません。登録後すぐに民間コンサルとして動ける状態を作るための実務です。
だからこそ、独立を目指す診断士にとって非常に相性が良いのです。

まとめ

実務補習と実務従事は、どちらも正解です。
しかし
「資格を取って終わりにしたくない」
「民間コンサルとして早く活躍したい」
そう考えるなら、実務従事の方が圧倒的に合理的です。

そしてその中でも実績、再現性、将来性のすべてを満たしているのがSBM実務従事です。
実務ポイント取得と同時に、「選ばれる診断士」になるための武器を手に入れたい方は、ぜひSBM実務従事という選択肢を検討してみてください。

資格を「登録」で終わらせるか、「キャリアの加速装置」にするかは、最初の一手で決まります。

著者

平井 東 プロフィール詳細を見る

保有資格:中小企業診断士(国内唯一の経営コンサルティングの国家資格)
(株)SBMコンサルティング 代表取締役
SBMCの起業塾 代表

経営コンサルティング会社・デジタルマーケティング会社等を経て(株)SBMコンサルティングを設立。WEBを活用して中小企業の売上拡大を支援している。
マーケティング戦略の立案から、SEO・MEO・リスティング広告・ホームページ制作などの施策を一気通貫で行うことで成果を出している。
独立中小企業診断士として、中小企業のサポートに日々奮闘している。