中小企業診断士とは【1分でわかりやすく解説】
中小企業診断士は、経済産業省が管轄する国家資格で、日本で唯一の「経営コンサルタントの国家資格」です。
中小企業支援法に基づき位置付けられており、中小企業の経営課題に対して診断・助言を行う専門家として制度化されています。
試験は一次・二次の2段階
試験は毎年実施され、一次試験と二次試験の2段階で構成されています。
一次試験は7科目で、経済学・財務会計・企業経営理論・運営管理・法務・情報システム・中小企業政策など幅広い分野が出題されます。
二次試験は筆記試験(4つの事例を解く論述試験)と口述試験(2026年度から口述試験は廃止)があり、実務に近い事例問題への対応力が問われます。2次試験は養成過程を受けると資格免除にすることも可能。
合格後も登録要件がある資格
試験に合格しただけでは登録できません。実務補習または実務従事など一定の実務要件を満たす必要があります。登録のために15ポイント(15日分の企業支援)を獲得する必要があります。
登録後も5年ごとの更新制度があり、継続的な研修や実務が求められる「実践型」の国家資格です。
中小企業診断士の主な活動内容
活動内容は多岐にわたります。公的機関の専門家として経営相談を行うほか、民間企業と顧問契約を結び、売上拡大、資金繰り改善、組織改革、新規事業立案などを支援します。創業支援や事業計画策定、Webマーケティング支援など、活動領域は広く、独立開業する人も多い資格です。知識を活かし、企業の成長を後押しする実践型の専門家が中小企業診断士です。