中小企業診断士合格ための勉強時間【模擬試験上位1%の答え】
結論:中小企業診断士の合格までに必要な時間は1000時間と言われています。
私の場合:3年半の期間で5333時間勉強をしました・・・。
1000時間というのは平均的な数値であり、合格までに要する時間は人それぞれです。
1年でストレート合格をする方もいますし、2年〜3年ほどの勉強期間を経て合格をしている人もいます。受験生のこれまでの経歴も大きく影響してきます。
例えば経営に関する勉強や、ビジネスの勉強をしている人は前提知識が豊富なため勉強時間は少なくて済みます。一方で、学生や20代のようなまだ経営に関する勉強をしていない人は、勉強時間が想像よりもかかってしまう可能性があります。
この記事では、私が中小企業診断士に合格するまでのかかった時間と、私のように遠回りせずに短い時間で合格するための勉強法をまとめました。受験勉強に取り組む方はぜひ最後までお読みください。
目次
中小企業診断士の合格に必要な時間
中小企業診断士の合格までに必要な時間は1000時間と言われています。初学者の方が勉強計画を作る際には1000時間という勉強時間で計画を設定してみましょう。毎月計画を見直して、知識の習熟が足りていないと感じる場合は勉強計画を変更して、勉強時間を追加していきましょう。
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私が模擬試験上位1%になり、本番で合格するまでの勉強時間
私は3年半の期間で5333時間勉強をしました。私自身、学生時代に一生懸命勉強に打ち込んでいたわけではなかったので、幅広い範囲の勉強を効率よく進める方法を知りませんでした。遠回りをしましたが、3年間の勉強時間の中で今の仕事を見つけて独立に成功したため、ストレート合格しなくてよかったと思っています。これから勉強をする皆様には、効率よく合格してほしいと思っていますので、読み進めていってください。
診断士試験を短時間で合格しやすい人
短時間で合格できる人の特徴はいくつかあるので、代表的なものを記載していきます。
- 勉強の仕方を知っている
- 独学ではなく予備校をうまく活用している
私は、1年目は独学・2年目が予備校の通信講座だったのですが、2年目に通信講座を受けてみて「1年目から予備校に通えば良かった・・・」と大変後悔しました。なにより無駄な勉強時間をとっていたため、効率よく勉強したいなら予備校の教材を使いましょう。
勉強の方法自体も書籍を中心に情報を入れることをお勧めします!
診断士試験に1000時間必要なのか?の結論
結論としては、全く経営やビジネスの勉強をしていない人は1000時間以上かかり、経営の知識が豊富な人・勉強の方法を知っている人は1000時間以内で合格することができます。
模擬試験で1%に入り、合格した年度に取り組んだ勉強法で、一年目から勉強していれば一回で合格できたと思っています。私自身の失敗談も含めつつ1000時間以内で合格するために取り組んだほうがいいことについてお伝えしていきたいと思います。
短時間で合格する方法①予備校に通う
中小企業診断士を短時間で合格するための方法①:予備校に通うことです。
お金で時間を買いましょう。合格への近道は、確実に予備校選択と予備校通いです。私の場合は1年目独学で受験をして平均点55点でした。あと1問で合格できた科目が4つありました。ギリギリのラインで落ちてしまいました。後少しの押し上げが予備校に行けばできていたと翌年度に確信することになります。
通信講座で勉強をすれば、通勤時間などの隙間時間で何回も勉強ができるのでおすすめです。東京に在住の人だけでなく、全国どこにいても良質な講座を受けることができますのでとてもありがたかったです。(私も勉強中は地方にいたので…)
短時間で合格する方法②勉強の計画を立てる
中小企業診断士を短時間で合格するための方法②:勉強の計画を立てることです。
勉強範囲が広い試験は、勉強計画と実施が合格の鍵を握ります。短時間で合格したい人は例外なく勉強計画を立てましょう。
私の一年目の目標時間
一年目の計画の中で設定した目標勉強時間は1000時間でした。そして計画とほとんど同じで1000時間の勉強を達成しました。ただし、勉強時間のみを計画のゴールにしていたため、知識の習熟度や理解度については、ゴール設定していませんでした。しっかりと合格に必要な知識の習熟度と理解度をゴール設定に加えた方が良かったと反省しています。
短時間で合格するためのおすすめの方法
僕がオススメするのは、一年で合格に必要な知識レベルを知ること&設定することです。
やみくもに勉強すると失敗するリスクが高まります。そのため、7科目でそれぞれ65点ぐらい取れるような知識レベルにもっていくためには『7月にはこうなっていたい』という月毎の知識の習熟レベルを目標に設定していきましょう。逆算して今何をしなければいけないのか、計画を立てられるようになるでしょう。
短時間で合格する方法③メリハリをつける
中小企業診断士を短時間で合格するための方法③:勉強にメリハリをつけることです。実際過去問を解いていて毎回出てくるような論点の問題があると思います。このような頻出問題は入念に対策をしてください。毎回出てきて「もうこれは確実に取れる」という問題に関しては何回も解かなくて大丈夫です。あまりでてこない論点は捨てる勇気も必要です。
60点を取れば合格できる試験ですので、思い切ってこの範囲は勉強しない、という選択も必要だと思います。効率的に合格するためには、受験予備校のノウハウが必要だと思っています。予備校に行くと「ここは出る可能性が少ないので、捨てても良いですよ」というように教えていただけるので、力の強弱がつけやすくなります。1000時間以内で合格したい人は受験予備校のノウハウを活用してください。
短時間で合格する方法④科目ごとに勉強の方法を変える
中小企業診断士を短時間で合格するための方法④:科目ごとに勉強の方法を変えることです。試験範囲の7科目を大きく分けると暗記科目と理論科目の2つに分けることができます。
理論系に関してはしっかりと暗記ではなく、仕組みをしっかり覚えることが必要です。理論系の例としては、財務会計や経済学などが挙げられます。間違えずに計算できるように、何回も何回も取り組みましょう。理論系の科目は一年を通して少しずつ勉強すると良いでしょう。
暗記系の科目は「中小企業経営政策」「経営情報システム」「経営法務」が有名ですね。中小企業診断士試験界隈では、暗記三兄弟と言われている科目です。暗記系の科目に関しては、暗記カードや一問一答形式で覚えられるように勉強する方法をお勧めします。特に中小企業経営政策に関しては暗記さえできれば点が取りやすい科目になっています。私が最後に受けた年は少し難化したという話もありましたが点数はしっかりと取れました。しっかりと暗記していただいて合格できるようにしましょう。
具体的な勉強法を知りたい方はこちらの記事もお読みください!
中小企業診断士に必要な勉強時間
まとめると、短期間で合格したい人は予備校の教材を活用して、計画的に頻出の論点を勉強しましょう。ということです。合格目指して頑張ってください!動画でも勉強時間についてご紹介しているので気になる方は見て行ってください!