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中小企業診断士の他年度受験生の合格体験記をご紹介

合格体験記

この記事では、中小企業診断士/平井あずまの合格体験記について詳しく記載していきます。

他年度受験生や、これから受験をされる人は、最後までお読みいただき参考していただければと思います。

中小企業診断士/平井あずまの合格体験記

平井あずま

簡単に自己紹介をしますと、独立の中小企業診断士で、株式会社SBMコンサルティングという会社の代表取締役をしている平井東と申します。

事業領域は大きく3つありまして、経営コンサルティング・デジタルマーケティング・オンラインスクールの3つの事業を営んでいます。

中小企業診断士の1年目受験

試験勉強

中小企業診断士の受験1年目は、全て独学で挑みました。

当時は銀行に勤めており、残業や飲み会が多く平日は勉強が全くできず、土日に勉強をしていました。

当時を振り返ると、勉強を習慣にすることがとても大変でした。

仕事もとても厳しい支店にいたので、休みの日も仕事のことばかりが頭に浮かび、なかなか勉強に心が動きませんでした。

1年目の一次試験対策

1年目の1次試験対策は全てTACの教材を購入し、スピ問・スピテキ・過去問を解いていました。

全ての参考書を週くらいはできていたと思います。

1年目の一次試験の結果

中小企業診断士の1年目の一次試験の結果は、経済学以外全て不合格でした。

6科目の全て50点台であと一問解ければ合格できた科目が4つもありました。

独学で勉強時間が少ない中では、できた方がだと思います。

1年目不合格の原因

不合格の原因は、①自分の能力に対して単純に勉強時間が取れていなかったことと、②勉強の方法が固まっていなかったことです。

学生時代に一生懸命勉強をしていなかったので、勉強の仕方を固めるのにとても苦労しました。

1年目の二次験対策

一年目は中小企業診断士の2次試験対策は全くしていませんでした。

ただ、1年目の一次試験不合格を知った後に、2次試験の勉強を少しだけしました。

中小企業診断士の2年目受験

試験

中小企業診断士の2年目の勉強内容と結果についてご紹介します。

2年目の一次試験対策

一次試験の対策については、TACの通信講座に申し込みました。

これまで独学で理解が甘かった部分が明確になり、本当に受講してよかったと思いました。

模擬試験の結果も良かったので、受かると思っていました。

しかし結果は、経営法務以外は全て合格しましたが、経営法務が32点で足切りとなりました。とても笑えない結果になりました。

2年目不合格の原因

単純に経営法務がとても難しい年度に当たってしまいました。

経営法務は50点取れれば良くて、他の得意科目で穴埋めしよう!という戦略でしたので、苦手×難化によって足切りになってしまいました。

本当にショックでした。

2年目の2次験対策

二次試験の対策は、TACの通信講座で一年間勉強していました。

そこまで力を入れる期間もなかったので、受験しても合格はできないレベルだったと思います。

中小企業診断士の3年目受験

合格

中小企業診断士試験の3年目は、二次試験の対策を中心に勉強をしていました。

3年目の一次試験対策

一次試験は、得意科目の財務会計と中小企業経営政策を追加して3科目の受験を行いました。

残っている科目が少ない他年度受験生には、得意科目を追加して受験することをお勧めします。

勉強法は完全に独学でした。基本的には隙間時間に暗記カードを見る程度でした。

試験も無事合格することができました。

3年目の一次試験合格の要因

3年目は、模擬試験で上位1%になりました。

これ以上勉強できません。と言うくらい勉強したので、当日は楽しむだけという気持ちで挑みました。

合格の要因は、苦手科目もしっかりと対策したことと、暗記している情報をとにかく増やしたことです。

暗記カードのおかげで、たくさんの知識を長期記憶として残すことができました。今でも役立っています。

3年目の2次験対策

中小企業診断士の二次試験は、初めての受験で合格することができました。

勉強については、2年目にTACの通信講座、3年目はMMCの一年間の通信講座を受けました。個人的にはTACの勉強方法が合わずに悩んでいましたが、MMCで受けたらすごくあっていました。

二次試験は、人によって合う合わないがあるので、資料請求や体験を受けてみるのもいいかもしれません。

二次試験合格の要因

中小企業診断士の二次試験を一度で合格できた要因は2つあります。

一つ目は、勉強量を確保できたこと。たくさんの事例をくまなく解くことができたので、応用力が身につきました。

二つ目は、事例4を得意科目にできたことです。事例4は、答えが一番明確な試験です。

頻出な領域を対策すれば、合格点は確実に取れると思っています。

事例4の問題集や、特別講座をたくさん受けて、毎日触れるようにしていました。

二次試験の事例4の勉強方法を詳しく知りたい人はこちら

診断士試験を振り返ってみて

振り返ると、大変な3年間だったと思います。勉強時間は5333時間とかなりの時間を費やしました。

勉強期間が長いからこそ、今の仕事にも出会えましたので、今となっては良かったと思っています。

試験の翌日には、不合格だったことわかり、すぐに勉強計画を立て直し勉強を始めていました。

今思えばよく休まずにやったと思います。

予備校と独学のどちらがおすすめか

予備校か独学か?については、私は予備校派です。

特に学生時代にあまり勉強をしてこなかった人は、予備校でリアル・通信のどちらかを受けた方がいいでしょう。

通信講座のメリットはこちらから。

中小企業診断士として独立を目指している人へ

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著者

平井 東 プロフィール詳細を見る

保有資格:中小企業診断士(国内唯一の経営コンサルティングの国家資格)
(株)SBMコンサルティング 代表取締役
SBMCの起業塾 代表

経営コンサルティング会社・デジタルマーケティング会社等を経て(株)SBMコンサルティングを設立。WEBを活用して中小企業の売上拡大を支援している。
マーケティング戦略の立案から、SEO・MEO・リスティング広告・ホームページ制作などの施策を一気通貫で行うことで成果を出している。
独立中小企業診断士として、中小企業のサポートに日々奮闘している。