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AIに代替されにくい国家資格【中小企業診断士】

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中小企業診断士の資格は独占業務が無いというのはデメリットとして考えられていましたが、裏を返せばAIに代替されない資格と言えるでしょう。動画でも同様の内容をご紹介しています。

はじめに

AI時代の中小企業診断士の役割は増していくと予想しています。理由としては、いろんな産業がAIによって変わらなければいけない時代で、その舵取りの手助けができる資格だからです。それではどのように診断士の資格を活かしていくべきかなどもご紹介していきます。

中小企業診断士とは

中小企業診断士の仕事は「中小企業の課題を解決すること」です。その課題にも種類があり、お金にまつわるところの解決策として管理会計や補助金・借り入れでの資金調達などがあり、売上を増やしたいという課題解決の施策としてWebマーケティングがあります。このように、中小企業の経営課題を解決することが中小企業診断士の仕事です。

AI時代の診断士の存在意義

AIの研究が急速に進む時代での中小企業診断士の価値は、AIと協調することだと思います。AIを駆使しない経営はもう難しくなります。ただし、地方の年齢が高い経営者は技術に頭を追いつかせるのが難しくなります。AIを駆使しして生き残れる経営を支援することも必要になります。

具体的な支援内容

①AI技術ではカバーできない部分を支援する。②AIが収集したデータの解釈や活用には、人間の洞察力や判断力が不可欠である。③AIと協調しながら中小企業の経営課題を解決する。などの支援方法があります。データが集まっても、最後にやるかやらないかという判断は社長自身が行います。その際に相談できる人でありたいものです。

中小企業診断士取得のメリット

①キャリアアップ。②スキルアップ。③信頼性が高まる。④収入のアップ。このようにメリットはたくさんあります。中小企業診断士は他の資格と比較して独占業務がないため、いきなり大量の仕事がなくなることは考えにくいです。

中小企業診断士取得までの費用と勉強方法

学習方法は多岐にわたっています。自宅で独学・自宅で通信・専門学校への通学など、自分の仕事や家庭の環境によって最適な勉強方法を選択しましょう。費用は10万円〜50万円くらいが多い印象があります。勉強期間は短くて1年以内長くて7年以上という人もいます。効率よく勉強できるように最初から専門学校の教材を使うことをお勧めします。

中小企業診断士になって感じたこと

AI時代の到来によって、社長の意思決定の伴奏者としての役割が増していくと予想しています。IT・テクノロジーの分野に詳しい社長は多くありません。その中で、どのツール・どの施策が最適なのかは誰かに相談しないと間違った方向に進んでしまいます。そこで経営者の意思決定の右腕として支援できるコンサルタントがこれからはより一層重要になると感じています。

中小企業診断士とAIの共存

中小企業診断士とAIの共存に関するキーワードは「自動化と人間的な要素」だと思っています。自動化をする部分はAIを導入するお手伝いをする。自動化ができない部分は、人間的な要素で勝負をすることをお勧めします。

人間的な要素①:ヒアリング

本質的な課題を見つけ出すことや、これまでにない新たな気付き(発想)は人間の得意な部分です。丁寧にヒアリングを行い、お客様の強みと、本質的な課題を知り、新規事業の一緒に発想することは人間としての強みを活かせる部分だと思います。そしてそこに中小企業診断士としての活路があると思います。

人間的な要素②:モチベーション

経営者は孤独だ・・・。という話聞いたことありませんか?この言葉の通りで、誰にも相談せずに大切な意思決定の連続になり精神的にも大変な時があります。そんな中毎月1回でも相談をしていただき、モチベーションを高めていただくのは、人の支援が必要だと思います。これをコンサルティングというのかという部分に関しては、コンサルティングという枠で考えるのではなく、中小企業診断士としての仕事内容に立ち返っていただきたいです。中小企業診断士の仕事は、中小企業の課題を解決する仕事です。社長のモチベーション低下が課題ならそれを解決するのも診断士の仕事だと思っています。

人間的な要素③:提案

AIに相談をしても、なかなかわかりにくい言葉で返ってきます。文章を要約して「つまりこういうこと」というまとめ方をしてあげるのも人間としての役割だと思います。相手の理解度に合わせて提案をしていきましょう。

人間的な要素④:非論理的な発想

AIは論理的に正しい答えを出すには最適です。一方で世の中を変えるような、非論理的・非合理な発想は持ち合わせていません。これまでのイノベーションの始まりは、受け入れ難いものから始まることが多かったです。面白い発想を持ちましょう。

AIによるリストラ時代の突入

AIを使えば人がいらなくなる場面は増えていきます。これは間違いないと思います。リストラされてからでは遅いです。今すぐに動き出しましょう。これまで部下に任せていた業務をAIに任せて、自分自身は上がってくるアウトプットから決めるだけでよくなります。こうなると、今の職場を追い出されるのも時間の問題ですので早く行動しましょう。一斉にリストラが始まったらそもそも転職市場で人気なくなるので大変なことになります。

AI時代はアウトソーシングが狙い目

AIによって自動化が進むと会社はスリムになります。そして必要になるノウハウは高度になることから、専門家を雇うのではなくアウトソーシングをして、必要な分だけ手伝ってもらう会社が増えることでしょう。中小企業は特にこの傾向が強くなると思いますので、狙い目はアウトソーシングを受ける側の会社になることです。

外注先の仕事としてのおすすめはWebマーケ

Webマーケティングの仕事は、アウトソーシングの色がすでに強いです。このまま進めば、内製化ではなく外注してうまく成長していく会社が増えることでしょう。SEO対策・MEO対策・SNSの運用代行・HP制作などはお勧めです。

AI時代突入の前に学ぼう

今の状態だと多くの人が仕事を失うでしょう。その前に自分自身にノウハウとスキルを身につけておきましょう。それこそが一番の保険になります。一人でも活躍できる状態に早くなっていただき、安心してこれからの大変動の時代に突入しましょう。SBMアカデミーでは、「Webマーケ戦略・SEO対策・MEO対策」のノウハウを全て提供しています。加えて、卒業生にはSearch Commitに参画していただき、Webサイト制作のディレクションやSNSの運用ノウハウを学んでいただきます。学ばないてはありません。今すぐに無料講座・カウセリングをお申し込みください。お待ちしています。

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著者

平井 東 プロフィール詳細を見る

保有資格:中小企業診断士(国内唯一の経営コンサルティングの国家資格)
(株)SBMコンサルティング 代表取締役
SBMCの起業塾 代表

経営コンサルティング会社・デジタルマーケティング会社等を経て(株)SBMコンサルティングを設立。WEBを活用して中小企業の売上拡大を支援している。
マーケティング戦略の立案から、SEO・MEO・リスティング広告・ホームページ制作などの施策を一気通貫で行うことで成果を出している。
独立中小企業診断士として、中小企業のサポートに日々奮闘している。