銀行員に中小企業診断士の資格がおすすめな理由
業界の先行きが不透明な銀行業界で働く方に、おすすめの資格をご紹介します。
私も銀行員出身で中小企業診断士の資格を取得し、20代で起業して順調に事業を拡大しています。
銀行員で中小企業診断士の資格を保有している方もいますが、起業に上手に活用している人が少ないため、資格取得からの独立をイメージしながらこの記事を読み進めていただけますと幸いです。
目次
中小企業診断士とは
中小企業診断士とは、国内唯一の経営コンサルタントの国家資格です。
中小企業の成長発展のために、経営の診断と助言を行う仕事です。
働き方で最も多いのは、補助金の計画書の作成業務です。
その他には、経営改善計画書の作成などの事業再生を補助金を合わせて活用することがあります。
平井あずまの働き方
私の主な業務は、ビジネスプランの再構築と、Webマーケティングです。
マーケットインの視点で、売りやすい商品にビジネスモデルを改善し、Webマーケティングを駆使して売上の拡大までサポートしています。
中小企業診断士では、珍しいビジネスモデルで競合があまりいません。
また、銀行員のあなたもご存じの通り中小企業はWebの課題を抱えていることが多いため需要があるけど、供給できるコンサルタントがいない状況です。
中小企業向けのコンサルティングで活躍したいなら中小企業診断士とWebマーケティングを一緒に学ぶことを強くお勧めします。
銀行員は中小企業診断士を取得しよう
銀行員は一般的な人が見ることができない決算書を見ることができます。
そのため、財務会計の分野では他の人より知識の習熟が早くなります。
また銀行員の視点以外の目線で経営のアドバイスができるようになり、社長からも信頼されることは間違い無いでしょう。
勉強して損することはありませんので、興味があれば挑戦してみましょう。
銀行員に中小企業診断士の資格がおすすめな理由
士業の弱いところはどこだと思いますか?
ズバリ営業です。
人と関わりたく無いから資格に逃げる。
ということはよくあります。
他の士業と比較すると中小企業診断士はその傾向が弱いですが、コミュニケーションがしっかり取れない人が多いのは事実です。
経営者のこれまでの接点も大きな財産ですし、社長と仕事をしたことがあるというのはアドバンテージです。
自分のこれまでの強みを活かして、充実したビジネスライフを過ごしていきましょう。
社長と話をするには経営学を学ぼう
私が銀行員として働いている時、入行当初は上司がお客様に言うことがかっこよく聞こえていました。
しかし中小企業診断士の資格を勉強していると、『適当なことを言っている』ということがわかってしまう場面がありました。
経営コンサルティングの仕事をしていると、社長に対しての発言は相手の会社の従業員の家族まで背負ってしなければいけない。
と思うようになるので、準備してエビデンスがある情報以外は、仮説ですが・・・という前置きをしたり、アイディアベースですが・・・と前もってお伝えしたりと気をつけるようにしています。
社長にアドバイスを求められてしっかりと返せるように経営学を学びましょう。
アイディアベースで課題と施策の仮説を立てる
まずは、社長の意思決定のヒントになるような優良な情報をアイディアベースでお伝えできる訓練をしましょう。
そのためには中小企業診断士で得られる経営学の情報が必要です。
銀行員が中小企業診断士を取ると独立しやすい
中小企業診断士の資格を取得すると、独立できる可能性が広がります。
どんなに仕事がなくても公的な業務で生活ができないということにはなりません。
もちろん独立当初から銀行員時代の収入を望むのは一般的には難しいですが、その後の活躍次第ですぐに1000万円の年収は超えていきます。
私もサラリーマン時代の数十倍の収益を上げています。銀行員出身の私でもできたので、きっとあなたも活躍できるでしょう。(やり方次第ですが)
上司と飲み会に行っている場合ではない
勉強の邪魔になるのは上司との飲み会ですね。
銀行で出世するには上司に気に入られることも大事であることは承知しています。
しかし、中小企業診断士の資格を取得するためには、飲み会を断る勇気が必要です。
銀行員時代、中小企業診断士の勉強を始めた私を見て、上司は笑ないながら『それ意味あんの?そんなことするならお客様のこと考えるか、一件でも多く営業してこいよ』と言ってきました。
そんな人としても、上司としても終わっている上司は無視して、飲み会も断り経営学の勉強をしましょう。
銀行業界の動向が不透明
銀行業界の雲行きは怪しく、今いる銀行員が生き残り続けるのは考えにくい、というのは本音だと思います。
私は東京都で、スタートアップ起業の支援をしているのですが、その中でフィンテックなどのテクノロジーを活用した金融のサービスをよく見かけます。
どれが広まっても銀行員には厳しいな、とイノベーションの現場でも感じています。
中小企業診断士の勉強を開始して、明るい業界に飛び込みましょう。
銀行員のあなたが、活躍する将来を楽しみにしています。
中小企業診断士のYouTubeチャンネル
中小企業診断士のまつわる情報をYouTubeで配信していますので、是非一度のぞいてみてください。
最後までお読みいただきありがとうござました!!