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中小企業診断士の独立の方法とは?

診断士の独立

独立中小企業診断士の平井です。

本日は、中小企業診断士の独立の方法についてお話ししていきます。

独立を目的として、中小企業診断士の資格を目指す方や、せっかく中小企業診断士の資格を取得をしたものの、独立するイメージができない方もいるかと思います。

今回の動画では、中小企業診断士を取得して独立し、民間企業とのコンサルティング契約のみで業務を行なっている、私自身の話をしていきたいと思います。

自分に置き換えて、考えていただければ、独立して成功できる可能性が高まると思いますので、ぜひ最後までご視聴ください。

それでは、本題に入っていきましょう。YouTubeでも同様の内容を配信しています。ぜひご確認下さい!

2種類の独立のタイプ

中小企業診断士として独立する人のタイプは大きく2つあります。

  1. 中小企業診断士の資格を取得して自分の強みを生かして、独立する方法。
  2. 定年退職を機に独立する方法があります。

前者は、定年退職とは関係なく独立開業するタイプで、後者が自分の強みや独自のノウハウを活かして独立するタイプです。

私は、自分の強みを活かして、独立しました。

今回は定年退職して独立するタイプの話ではなく、自分の強みを活かして、独立する方法についてお話ししていきます。

なんでもできるは何にもできない

「なんでもできるは何にもできない」ということについてお話ししていきます。

中小企業診断士の資格を勉強していると、

幅広い知識を得ることができます。

ただ、ある程度の金額をいただいてコンサルティングができるほどのノウハウを机に座って勉強するだけでは、得ることはできません。

浅く広く、という仕事の仕方では、正直あまりアウトプットに価値がありません。

今はGoogleで調べれば、ある程度の浅い知識のノウハウは出てきてしまいます。

なので、しっかりと専門分野を作ることが大事です。

独立後に、成功するための第一条件は、あなたは何ができるか?の専門分野です。

もし、一度名刺交換や、お会いした方がいたとして、その経営者の方が組織にまつわる課題が発生した時に、「なんでもできます!」という人と、「組織のコンサルティングなら任せてください!」という人がいたら、どちらに頼みますか?

間違いなく、「組織のコンサルティングに強い人」に頼みますよね??

社長が「WEB集客で売上増やしたいなー」と思った時に一番最初に思い出してもらえる存在になる、ということが大事です。

なので、何回も言いますが、「何かの専門家になる」ということが大事です。

独立するための専門分野の選び方

専門分野の選び方についてお話ししていきます。

選び方はいくつかあります。

選び方について

もうすでに自分自身がコンサルティング会社に勤務しており、専門分野があればそのまま深めていくのもいいでしょう。

ただ、コンサルティング会社の経験がない場合は、一から作っていかなければなりません。

その場合、どの分野を専門分野にしていこうかと悩みますよね。

ニーズがあるのか

まず第一に大事にしていただきたいことは「中小企業にニーズがる」ということです。

プロダクトアウトの考え方で、とにかく自分の強みを活かして、その強みを尖らせればきっといい商品になってお客様から必要とされる。

とお考えの方、危険です。

自分自身のコンサルティングをする必要があります。

その際に、どの領域を専門分野にするかがとても大事になります。

マーケットインの考え方、ニーズ主義の考え方がとても大事です。

おすすめの専門領域の選定方法

実際に、私自身が専門領域を選んだ際の考え方を紹介します。

中小企業の倒産理由

中小企業診断士の資格試験でも、出てきますが、中小企業の倒産理由って何か覚えていますか?

答えは販売不振です。

つまり売上を確保できないことが原因です。

こういった数値からも企業にとって最も大事なのは、売上を確保することだと思います。

どんな課題も売上から影響を受ける

他に課題があった場合も、深掘りすると売上が確保できれば、人件費を増やしていい人材を確保できたり、

業務効率化のためのシステムを導入できたり、経費削減に目を向けなくても利益ができたり、売上の拡大で解決できることが、多くあります。

仮説を立てる

こう考えると、売上の拡大を支援できるコンサルタントが重宝されるんじゃないかと考えました。

売上を拡大するためのコンサルティングで、中小企業が弱くて必要としているのが、WEBを活用した集客だと思いました。

スマホの普及率や、実際に中小企業の経営者へのヒアリングや現在の経営環境、インターネット広告費の増加動向をみると一目瞭然です。

今後もWEB集客は必須ですよね。でも地方に行けば行くほど、中小企業のWEB集客は弱くなっています。

ということで、ニーズがありながらも、競合が少ない。WEBマーケティングに目を向けました。

といのは私が専門領域をWEB集客にした理由です。

独立のためにマーケティングを専門にしてよかったこと

WEBマーケティングを専門領域に選んでよかったことについてお話ししていきます。

WEBマーケティングは、本当にどこにいっても必要とされていると感じます。

中小企業診断士の資格を保有している方で、WEBマーケティングに詳しい人は、かなり少ないです。

そしてWEBマーケティングの仕事をしている人で経営の知識が豊富な人もかなり少ないです。

ましてや、経営コンサルティング会社とデジタルマーケティング会社の勤務経験がある中小企業診断士は、ほとんどいないんじゃないでしょうか。

ということで、専門領域の選定もWEBマーケティングにして本当によかったと思っています。

中小企業診断士の取得している方、していない方でも大丈夫ですが、

私の保有するWEBマーケティング×経営コンサルティングのノウハウをお伝えする塾を行っていますので、詳しく知りたい方は概要欄のメールアドレス宛にご連絡ください。

脱線したので話を戻します。

独立する際に、個人事業主か法人設立か

次に、独立する際に、個人事業主か法人設立かについてお話ししていきます。

個人事業主から始めて、その後に事業拡大をしてから法人設立しよう。

という考えの方が多いですかね?

定年退職して、そこまで一生懸命がんばっていこうと思っていない方は、個人事業主のままでもいいかもしれません。

ただ、今後頑張っていこうという意気込みの方は、法人設立したほうがいいと思います。

世間一般的なイメージとして、株式会社のほうがいいイメージがあると思いますので、株式会社で設立することをおすすめします。

お客様目線で考えてみてください。経営者がもつ「自社の経営課題を解決したい。」

という想いって、軽いものではなくて、社員はもちろん、その家族の生活までを背負って会社を経営している会社の社長ですよね?

そんな会社の社長が、コンサルタントを選ぶ時、個人でやっている人か、「株式会社としてやっている人か」どちらを選ぶと思いますか?

確かに、個人の方でも、もともと社長と仲良かったり、個人名でブランディングができている人はいいと思いますが、なかなかそういう人は少ないですよね?

ということで、法人を設立して、しっかりとしたWEBサイトを制作することをおすすめします。

コンサルティング業の独立したての集客の方法

コンサルティング業の独立したての集客の方法についてお話ししていきます。

いくつかあるので、お話ししていくと、公的機関からお仕事をいただく場合と、民間企業と契約する方法があります。

私は、ほとんどが民間企業との直接のコンサルティングを行なっています。

ただ、独立したての場合、民間企業との仕事が難しい場合は、商工会議所や、中小企業119などの公的機関などに専門家の登録をして、コンサルティングを行うという方法もあります。

民間企業とコンサルティング契約を獲得するための方法は、WEB集客とセミナーと個別面談の組み合わせです。

そもそもLPやWEBサイトがないとできない方法ですし、リスティング広告やSEO対策を行わないと、集客は困難です。

WEB集客は、どれか1つを一生懸命すればどうにかなるものでもありません。

WEB集客は全体最適を目指す必要があります。集客の全体戦略をたてていきましょう。

中小企業診断士が独立するための方法のまとめ

それでは、まとめていきます。

コンサルタントとして独立して、しっかりと売上を立てていくためには、専門分野をもって自分自身をブランディングしていく必要があります。

ニーズ主義で、自分の専門領域を決めていきましょう。

お客様が必要としていて始めて、事業はなりたちます。しっかりと、専門分野を定めていきましょう。

中小企業診断士×WEBマーケティングのコンサルティングノウハウを得て、活躍したい方がいましたら、ぜひご相談ください。

独立中小企業診断士兼Webマーケターとして大活躍中の皆様


著者

平井 東 プロフィール詳細を見る

保有資格:中小企業診断士(国内唯一の経営コンサルティングの国家資格)
(株)SBMコンサルティング 代表取締役
SBMCの起業塾 代表

経営コンサルティング会社・デジタルマーケティング会社等を経て(株)SBMコンサルティングを設立。WEBを活用して中小企業の売上拡大を支援している。
マーケティング戦略の立案から、SEO・MEO・リスティング広告・ホームページ制作などの施策を一気通貫で行うことで成果を出している。
独立中小企業診断士として、中小企業のサポートに日々奮闘している。