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コンサル案件の新規相談が止まらない理由

コンサル案件が急増

先月(2026年6月)は、私自身も驚くくらいコンサルティング、Webマーケティング、中小企業診断士に関する新規相談をたくさんいただきました。

私自身も驚くくらいコンサルティング、Webマーケティング、中小企業診断士に関する新規相談をたくさんいただきました。毎月ある程度の新規相談はいただいていますが、今回は明らかに相談件数が多く、「何か変化が起きているな」と感じるレベルでした。

そこで、相談に来られたお客様へ「なぜこのタイミングで相談しようと思ったのですか?」とお聞きしてみると、皆さん本当に同じような理由をお話しされていました。

正直、「やっぱりそうですよね」と思う内容ばかりでした。今回は、その相談内容から見えてきた今の経営環境についてお話ししたいと思います。

「なんとなく集客」が通用しなくなっている

最も多かった相談が、「今までの集客方法では成果が出なくなった」というものでした。ホームページはあるし、Instagramも更新している。Googleビジネスプロフィールにも登録している。しかし、それぞれを「なんとなく」運用しているだけで、戦略的に取り組めていないケースが非常に多く見受けられました。

数年前であれば、それでもある程度の問い合わせは獲得できていました。競合も同じような状態だったため、大きな差が生まれにくかったからです。しかし現在は状況が大きく変わっています。少しずつ問い合わせが減り、「このままではまずい」と危機感を持って相談に来られる企業が本当に増えています。

Webマーケティングを本気で取り組む競合が増えている

次に多かったのが、「新規参入の競合にお客様を奪われている」という相談です。しかも、その競合企業はWebマーケティングに本気で取り組んでいます。SEOで検索順位を上げ、MEOでGoogleマップから集客し、SNSを戦略的に運用し、ホームページも改善を繰り返しています。広告運用まで含めて、数字を見ながらPDCAを回している企業が増えてきました。

以前は「良い商品やサービスを提供していれば売れる」という考え方でも通用する場面がありました。しかし今は、「見つけてもらえる会社」が選ばれる時代です。どれだけ素晴らしい商品やサービスを持っていても、お客様に存在を知ってもらえなければ、比較対象にも入れてもらえません。だからこそ、Webマーケティングへの投資は以前よりも重要になっています。

AIを使えば成果が出るわけではない

最近特に増えているのが、「AIを使ってみたけれど、思ったような成果が出ない」という相談です。ChatGPTを使えばホームページも作れますし、ブログも書けます。SNS投稿や画像、動画までAIで作れる時代になりました。しかし、「AIを使えば成果が出る」というわけではありません。

AIは非常に優秀なツールですが、あくまでもアシスタントです。誰に向けて、どんな価値を届けるのか。競合とどう差別化するのか。どの施策を優先して進めるのか。このような戦略設計が間違っていれば、AIをどれだけ活用しても成果は出ません。AIは経営者やコンサルタントの代わりに考えてくれる存在ではなく、正しい方向性が決まった後の実行を効率化してくれる存在なのです。

相談内容は違っても本質は同じ

相談内容同じ

集客についての相談、競合についての相談、AIについての相談。一見するとバラバラの悩みに見えますが、本質はすべて同じです。それは、「なんとなく経営では生き残れない時代になった」ということです。

ホームページを作れば終わり、SNSを始めれば終わり、AIを導入すれば終わり、そのような時代ではありません。経営戦略を考え、その戦略に基づいてWebマーケティングを設計し、AIを活用して実行スピードを高める。この3つが連動して初めて成果につながります。逆に言えば、「今まで通り」で止まっている企業との差は、今後ますます大きくなっていくでしょう。

Webマーケティングができる人材はまだまだ足りない

だからこそ私は、中小企業診断士やコンサルタントの方にもWebマーケティングを学んでほしいとお伝えしています。現在、中小企業が最も困っていることの一つが売上です。そして売上を伸ばすために必要なのがWebマーケティングです。

SEO、MEO、ホームページ改善、SNS運用、広告運用などを経営戦略と結び付けて支援できる人材は、まだまだ不足しています。経営知識だけではなく、売上につながる施策まで一気通貫で支援できる人は非常に少ないため、そのような人材には自然と相談が集まります。

この流れはこれから数年間続く

6月の相談件数を見て改めて感じたのは、「Webマーケティングを本気で支援できる人材は圧倒的に足りていない」ということです。そのため、7月以降も忙しくなりそうですし、この流れは一時的なものではないと考えています。

AIの普及、競争環境の変化、消費者行動の変化によって、経営のやり方は今後も大きく変わっていきます。その変化を待つ側になるのではなく、変化をチャンスに変えられる側になることが大切です。経営戦略、Webマーケティング、そしてAI。この3つを掛け合わせられる人材が、これからますます必要とされるでしょう。

ぜひ変化を恐れるのではなく、自分自身もアップデートし続けながら、企業から必要とされる存在を一緒に目指していきましょう。

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著者

平井 東 プロフィール詳細を見る

保有資格:中小企業診断士(国内唯一の経営コンサルティングの国家資格)
(株)SBMコンサルティング 代表取締役
SBMCの起業塾 代表

経営コンサルティング会社・デジタルマーケティング会社等を経て(株)SBMコンサルティングを設立。WEBを活用して中小企業の売上拡大を支援している。
マーケティング戦略の立案から、SEO・MEO・リスティング広告・ホームページ制作などの施策を一気通貫で行うことで成果を出している。
独立中小企業診断士として、中小企業のサポートに日々奮闘している。